学会誌・論文集・刊行物

「工学シミュレーションの標準手順」

日本計算工学会標準
JSCES Standards
JSCES S-HQC002:2011
工学シミュレーションの標準手順 A Model Procedure for Engineering Simulation

工学シミュレーションの標準手順
  • 発行 2011年5月31日
  • 定価 \2,500円(税込)、会員価格 \1500円(税込)
  • 送料 500円(税込、申込冊数によらず同額)
  • 編集
    一般社団法人 日本計算工学会
    シミュレーションの品質・信頼性に関わる調査・研究分科会
    (略称: HQC分科会、High Quality Computing)
  • ISBN978-4-9905870-1-7

本書の紹介

工学シミュレーションの標準手順(以下、本書という)は、構造解析や流体解析などの工学シミュレーションを行う場合の標準的な手順をまとめたものである。本書は以下の方針に従って作成されている。

  • 日本計算工学会標準「工学シミュレーションの品質マネジメント」(JSCES S-HQC001:2011、以下HQC001という)の要求事項に基づく。
  • 工学シミュレーションの品質保証のための重要な概念である、検証と妥当性確認(Verification & Validation、V&V)を基軸とする品質保証プロセスの実務的な適用方法を示す。
  • 組織が、工学シミュレーション業務に対するISO9001 認証を取得する場合の業務マニュアルの原型を示す。

従来は、それぞれの組織がISO9001の要求事項を自ら解釈して、業務マニュアルを作成していると予想されるが、工学シミュレーションの品質保証に関わり、広く受け入れられている指針は少ない。HQC001は、ISO9001を工学シミュレーションに展開した場合の基礎的な要求事項をまとめている。本書は、HQC001に基づいて、工学シミュレーションを行う手順をまとめたもので、ISO9001 認証を取得する場合の業務マニュアルの原型としても利用できるように構成した。

本書において特に重視している点は、計画時に必要な技術的検討を十分行なうことと、検証と妥当性確認の概念をよく理解した上で一連の解析作業を行うことである。本書が、設計の工学的課題を真に理解した上で行われる質の高い解析サービスを、安定して顧客に提供するための組織マネジメントの一助となれば幸いである。

<目次>

本文及び附属書

1. 一般/1.1 適用する業務範囲/1.2 関連規定/1.3 支援文書/1.4 重要な用語
2. 標準手順/2.1 契約内容の確認/2.2 業務範囲の明確化とレビュー/2.3 実行計画書の作成/2.4 解析計画書の作成とレビュー/2.5 解析モデルの作成及び計算の実行/2.6 解析の検証/2.7 解析の妥当性確認とレビュー/2.8 図化処理/2.9 報告書作成/2.10 最終検査・納品/2.11 データの保管/2.12 不適合品の管理/2.13 解析の変更管理/2.14 顧客とのコミュニケーション/2.15 解析プロセスの妥当性確認
附属書A 解析計画書の標準的な構成
附属書B 工学シミュレーションの検証と妥当性確認の方法
附属書C 解析報告書の標準的な構成例

解説

解説1.1 適用する業務範囲/解説1.2 関連規定/解説1.3 支援文書/解説1.4 重要な用語
解説2. 標準手順/解説2.1 瑕疵担保条項/解説2.2 適用規格・基準(及び解析の重要度)/解説2.4 解析計画書の作成とレビュー/解説2.7 解析の妥当性確認とレビュー/解説2.8 図化処理/解説2.12 データの保管/解説2.14 解析プロセスの妥当性確認
補足1. 海外の標準・ガイドライン
補足2. ASME V&VとISO9001及び本書におけるV&Vの比較
参考文献

申し込み方法

学会HPより申込用紙をダウンロードし、日本計算工学会事務局に、電子メールの添付ファイルまたはFAXにてお送りください。

一般社団法人 日本計算工学会 事務局
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16
電子メール: office@jsces.org
電話、FAX: 03-3868-8957
振込口座 三菱東京UFJ銀行本郷支店(普)0052024