ベストペーパーアワード選考規程

2008年03月制定
2011年01月改定
2011年11月改定
2014年01月改定

計算工学講演会論文集に収録され、かつ講演会において講演を行った論文のうち、計算工学において、優秀と認められるものに『計算工学講演会ベストペーパーアワード』を授与する。

1.選考対象論文
選考対象論文は、締切までに投稿を完了して計算工学講演会論文集に収録され、かつ講演会において講演を行った論文とする。ただし、招待論文等の委員会が依頼した論文を除く。

2.受賞論文の授与件数
受賞論文の総数は、原則として年度あたり3編程度とする。

3.選考委員会構成
選考はベストペーパーアワード選考委員会が行う。選考委員会は講演会実行委員会委員および学会組織委員会委員を中心に構成される。ただし、委員の論文が賞の選考対象論文となっている場合には、選考委員会に加わることはできない。委員長は、実行委員会委員長とする。

4.受賞論文の扱いおよび表彰
受賞が決定した論文については、講演会終了後に速やかにベストペーパーアワード選考委員会委員長名で受賞論文の著者に賞状の送付をもって通知し、学会ホームページ・学会誌等で公表する。

ベストペーパーアワードの受賞論文

合計4件(順不同)

題目:堆積層のエネルギー吸収性能に着目した落石の運動挙動に関する個別要素法解析
著者:内藤直人、前田健一 (名古屋工業大学)、牛渡裕二、鈴木健太郎、川瀬良司 (構研エンジニアリグ)
表彰理由:研究の質・完成度が極めて高く、実用性も高く評価されました。

題目:津波マルチスケール解析のためのBoussinesq-type方程式とNavier-Stokes方程式を用いた片連成モデル
著者:三目直登 (東京大学)、Aaron S. Donahue、Joannes J. Westerink (University of Notre Dame)、吉村忍 (東京大学)
表彰理由:研究の質・完成度が高く、新規性と将来性も高く評価されました。

題目:個別要素法に基づく空間分布を考慮した落石の確率論的リスク評価
著者:菅野蓮華、森口周二、高瀬慎介、寺田賢二郎 (東北大学)
表彰理由:実用性に富む論文として高く評価されました。

題目:音響構造連成系における3次元波動変換メタサーフェスの最適設計
著者:野口悠暉、山田崇恭、泉井一浩、西脇眞二(京都大学)
表彰理由:手法の新規性と実用性が高く評価されました。

過去のベストペーパーアワードの受賞論文

第20回計算工学講演会

題目:心臓有限要素解析に基づく薬剤の催不整脈リスク評価
著者:岡田純一(東京大)、吉永貴志(エーザイ)、黒川洵子(東京医科歯科大)、鷲尾巧(東京大)、古川哲史(東京医科歯科大)、澤田光平(エーザイ)、杉浦清了(東京大)、久田俊明
表彰理由:研究の質・独創性が高く、今後の産業応用を期待できる点が高く評価されました。

題目:MPS粒子法を用いた静的熱弾塑性解析手法と溶接力学解析への適用に関する基礎的検討
著者: 越智申久(JSOL)、望月正人(大阪大)
表彰理由:新規性と将来性に優れ、今後の進展を期待できる研究として高く評価されました。

題目:変形により水面付近を遊泳・跳躍する魚型物体まわり流れの3次元CFD解析
著者:佐々木一真(横浜国立大)、白崎実
表彰理由:数値計算の完成度が高く、解析対象の新規性も高く評価されました。

題目:微視構造を考慮した発泡樹脂の数値解析
著者:小塚祐也(アシックス)、野々川舞、西脇剛史、小林卓哉(メカニカルデザイン)、中西康雅(三重大)
表彰理由:ものづくりへの計算工学活用と実用性に富む内容が高く評価されました。

第19回計算工学講演会

題目:固体表面上の二相流体挙動の数値解析へのPhase-fieldモデル格子ボルツマン法の適用
著者:高田尚樹(産業技術総合研究所)、松本純一、松本壮平
表彰理由:研究の質・完成度が高く、実用的な研究である点が高く評価されました。

題目:結合力モデルを用いたXFEMに基づくき裂進展解析システムの開発
著者:長嶋利夫(上智大)、澤田昌孝(電力中央研究所)
表彰理由:研究の質が特に高く、また実用性に富む点も高く評価されました。

題目:嚥下時の咽頭壁運動のバイオメカニクスに関する検討
著者:道脇幸博(武蔵野赤十字病院)、菊地貴博、神谷哲(明治)、外山義雄、長田尭、
神野暢子
表彰理由:医療分野へ計算工学を応用した新規性、実用性に富む研究として高く評価されました。

題目:モーフォロジー 解析による人体胸郭構造のモデル化手法に関する研究
著者:江島晋(日本自動車研究所)、加藤良祐、三上耕司、高山晋一、小野古志郎、塩谷清司(筑波メディカルセンター)、早川秀幸(筑波剖検センター)
表彰理由:実用性を重視したモデル化手法が高く評価されました。

題目:切欠き付き試験片による樹脂材料の計測と解析
著者:川譜、(メカニカルデザイン)、渡辺洋一、村田真伸(名古屋市工業研究所)、西脇武志、金谷知子(東洋紡)、磯貝悠美子、古市謙次、山下勝久、野々村千里
表彰理由:計測と計算工学の融合による今後の進展が期待される実用性に富む内容と認められました。

第18回計算工学講演会

題目:階層型領域分割法による1000億自由度並列有限要素解析
著者:荻野正雄(名古屋大学)、塩谷隆二(東洋大学)
表彰理由:独創性、信頼性、発展性のいずれの点においても特に優れたものと認められました。

題目:渦理論を利用した半閉空間内のノズル流れの低次解析
著者:山田義博(新日鐵住金株式会社)
表彰理由:特に実用性が高く評価され、受賞にふさわしい優れたものと認められました。

題目:砂地における車両の横転挙動の数値シミュレーション
著者:福島達也、下道雅史(日産自動車株式会社)、西正人、宮地岳彦(株式会社JSOL)、息才秀壽、鳥垣俊和(日産自動車株式会社)
表彰理由:特に実用性が高く評価され、受賞にふさわしい優れたものと認められました。

題目:有限体積法によるDarcy流とNavier-Stokes式の同時解析
著者:藤澤和謙、村上章(京都大学)、西村伸一、珠玖隆行(岡山大学)
表彰理由:特に新規性が高く評価され、受賞にふさわしい優れたものと認められました。

第17回計算工学講演会

題目:近接した複数本の糸の流体構造連成フラッタに関して
著者:澤田有弘((独)産業技術総合研究所)

題目:実形状モデルを用いた胃内容物攪拌の数値流体力学解析
著者:今井陽介、小林生馬、石田駿一、石川拓司、山口隆美(東北大)

題目:2011年東北地方太平洋沖地震における不連続性岩盤の地震応答に対する複合降伏モデルの適用
著者:岩田直樹(中電技術コンサルタント(株))、吉中龍之進(埼玉大)、佐々木猛(サンコーコンサルタント(株))

題目:GPUスパコンTSUBAME2.0によるフェーズフィールド法を用いた2petaflops樹枝状凝固成長計算
著者:下川辺隆史、青木尊之(東京工業大)、高木知弘(京都工芸繊維大)、山中晃徳、額田彰(東京工業大)

題目:シミュレーション技術の精度検証と信頼性評価
著者:長沼一洋((株)大林組)

第16回計算工学講演会

(※東日本大震災の影響により中止となりました)

第15回計算工学講演会

題目:PCクラスタ向きの高速多倍長計算環境の構築と科学技術計算への応用
著者:藤原宏志(京都大学院)

題目:スプライン基底を用いた計算手法の移流拡散方程式における数値特性
著者:清水則雄、山田貴博(横浜国立大)

題目:コンクリート材料のイオン拡散・反応膨張・亀裂進展の連成解析に向けた基礎研究
著者:浅井光輝、片井純一(九州大院)

第14回計算工学講演会

題目:3次元Maxwell方程式直交異方周期問題における高速多重極法とそのナノフォトニクスに関する問題への応用
著者:大谷佳広、西村直志(京都大)

題目:解像度可変型MPS法の性能向上
著者:田中正幸、益永孝幸(東芝)

題目:有限温度におけるセラミックスの熱力学諸量に関する第一原理計算
著者:桑原彰秀、松永克志(ファインセラミックスセンター)、田中功(ファインセラミックスセンター、京都大)

第13回計算工学講演会

題目:3次元ハイブリッド型ペナルティ法における2次要素の解の精度
著者:柴田朝子(法政大)、田尻康之((株)日鐵テクノリサーチ)、竹内則雄(法政大)

題目:濡れ性に駆動される液体の数値解析
著者:姫野武洋(東京大)

題目:エレメントフリー法の精度向上と大変形接触解析への応用
著者:門脇弘、平郡久司、加藤憲史郎((株)ブリヂストン)

第12回計算工学講演会

題目:境界要素法を用いた音響散乱問題における形状最適化
著者:阿部和久(新潟大)、風間俊輔、紅露一寛(新潟大院)

題目:高速な4倍精度演算を用いたクリロフ部分空間法の安定化
著者:小武守恒(JST、東京大)、 藤井昭宏(工学院大)、長谷川秀彦(筑波大)、西田晃(中央大)

題目:保存形IDOによる乱流DNS
著者:滝沢研二(海上技術安全研究所)、青木尊之(東京工業大)