多元災害研究会
研究会について
名称
- 多元災害シミュレーション研究会
- Study Group on Hypercomplex Disaster Simulation
目的
様々な災害のリスク評価や防災・減災のための施策を検討するには, 何らかの工学解析が必要となるが,実験的あるいは理論的な検討には限界があるため, 計算機シミュレーションによる解析が必須である. しかしながら,計算機シミュレーションによる災害時の物理現象を詳細に再現したうえで, 信頼性の高い災害情報を提示するには, 構造物・水・粒状地盤などの多種多様な材料の変形・破壊・運動・流れといった様々な現象を精緻にモデル化し, 高精度な数値解析を行う必要がある. 本研究会では,このような災害に関わる種々の多元物理化学現象を精度良く再現し,分かり易い形式で可視化し, 防災・減災に役立つ高確度情報として提示するための計算工学の枠組みを構築することを目的として, 複数の分野にまたがる学際的な研究組織を形成し,異分野交流を通して新しい計算理論・技術の創成を図るとともに, 「計算防災学」の体系化を目指した議論を行う.
主査
- 浅井 光輝 (九州大学)
副主査
- 桜庭 雅明 (日本工営)
- 秋山 伸一 (伊藤忠テクノソリューションズ)
幹事
- 森口 周二 (東北大学)
- 野島 和也 (日本工営)
- 車谷 麻緒 (茨城大学)
- 高瀬 慎介 (八戸工大)
研究会への参加(委員,オブザーバー)
- 随時,受け付けております.下記のアドレスにご連絡ください.
- E-mail: mao.kurumatani.jp(a)vc.ibaraki.ac.jp
次回開催案内
- 自然災害シミュレーションにおける不確かさモデリングの研究展望
- 2019年12月27日(金)東北大学 災害科学国際研究所 多目的ホール
- 詳細はこちらをご覧ください.