高性能有限要素法 〜理論から応用まで〜
高性能有限要素法 〜理論から応用まで〜
企画趣旨
固体の応力解析において有限要素法は広く用いられていますが、汎用コードに実装されている要素は、基礎的な入門書には記載されていない高性能要素と呼ばれる要素が使われています。
本講習会では、このような高性能要素を理解することを目的として、近似および誤差についての数学理論を概観することから始め、高性能要素の理論的背景と実際の構成、さらに工学的応用から見た性能について解説します。
CAEに携わる実務者から解析に取り組んでいる大学生まで、幅広い方にご満足いただけるものと思います。奮ってご参加下さい。
1.日時:2011年9月20日(火)10:00 "17:00
2.会場:中央大学後楽園キャンパス 6号館7階6701教室
3.定員:60名(定員になり次第締め切ります。お早めにお申し込みください)
4.参加費:会員10,000円、非会員12,000円、学生6,000円(テキスト代込)
参加費は当日会場にてお支払いください。
5.テキスト:山田貴博著「高性能有限要素法」(丸善)
(すでにご購入済みの方はご持参ください。参加費から4,000円を減額させていただきます。)
6.講師:山田貴博(横浜国立大学教授)
7.プログラム
10:00-12:00
1.有限要素法の数学理論概説
1.1 微分方程式と弱定式化
1.2 数学理論で用いられるツール(関数解析の考え方)
1.3 Galerkin近似と最良近似の原理
1.4 有限要素法における事前誤差評価
13:00-15:00
2.ソリッド要素の性能と高性能要素の概要
2.1 変位法に基づくソリッド要素
2.2 数学理論と要素の力学挙動
2.3 高性能要素の導出
2.4 高性能要素の性能
15:15-17:00
3.構造要素(はり、シェル)の概要と性能
3.1 はり要素の概要
3.2 板曲げ要素の概要
3.3 シェル要素の概要
3.4 ソリッド要素と構造要素の性能比較
8.お申し込み
(1) E-mailにて、「氏名、所属、連絡先(E-mail)」を下記宛にお送り下さい。なお、件名を「高性能有限要素法講習会 参加申込」として下さい。また、テキストをご持参される場合は、その旨をご記入ください。
宛先:office@jsces.org (日本計算工学会事務局)
(2) 申込期限は2011年9月9日(金)とします。