第2回温故知新セミナー 山田嘉昭先生に伺う「計算工学の発展」
1950年代に始まった計算工学は、わずか半世紀の間に「ものつくり」における基幹技術として成長し、新たな展開へと踏み出そうとしています。これから、計算工学の発展を支える研究者や技術者には、この嵐のような発展を直接的にはご存じない方々も増えてきました。「故きを温ねて新しきを知る」という有名なことわざがあります。皆様ご存じのように、これは「昔の物事を研究し吟味してそこから新しい知識や見解を得る」(広辞苑)という意味で、計算工学もまさにこのことわざを実践しなければいけない時期にさしかかっているといっても過言ではありません。そこで、日本計算工学会では、新しい時代に対処できる知識や道理を得るため、会員に限定した先達に学ぶ機会を設けました。今回はその2回目で塑性力学の第一人者であり、計算工学の創生期にあって日本のリーダーとして海外との交流を深めるとともに、材料非線形解析の道を切り開いた山田先生から当時の有限要素法をとりまく状況を直接伺い、後塵を拝するものの糧としたいと考えています。ふるってご参加下さい。
1.日 時:2013年6月4日(火) 16:00~19:30
2.場 所:
日本大学 駿河台校舎5号館524室(2階)
〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
アクセス:JR中央・総武線「御茶ノ水駅」下車徒歩3分
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai.html
3.参加資格:日本計算工学会会員
4.参加費:5,000円
5.定 員:15名
6.プログラム
◆第一部 16:00~17:30
放談「計算工学の夜明け」(聞き手:法政大学 竹内則雄)
日本における有限要素法の普及に際して、様々なプロジェクトの実質的リーダーを務められていた山田先生に当時の日本の活動状況や、国内外の研究者の動向をお伺いする予定です。また、塑性力学(理論力学)の第一人者である先生が、材料非線形解析(計算力学)における先駆者となられた経緯など、計算力学に対する思いなどもお伺いできればと思っています。
◆第二部 会場移動後~19:30(中央大学駿河台記念館レストラン)
懇談会「計算工学の過去・現在・未来」(司会:中央大学 樫山和男)
山田先生と直接お話しする機会を設け、有限要素法の歴史や先生の研究に対する取り組み将来の進むべき方向などをご指導いただく予定です。
7.申し込み方法:
下記必要事項を記載の上、日本計算工学会事務局にご連絡ください。
Eメール:office@jsces.org
電 話:03-3868-8957
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温故知新セミナー 参加申込
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