シンポジウム・特別企画のご案内

■シンポジウム1:
「1D-CAE研究の必要性:産学官連携に向けて」

開催日時: 6月19日(水)13:15〜15:15
会場: 会場A(コンベンションホール An2F)
企画者: 手塚 明(産業技術総合研究所)
司会: 澤田 浩之(産業技術総合研究所)

【講演】

手塚 明 (産業技術総合研究所) 「計算工学としての1DCAE研究テーマ可能性」

・学の観点から、1DCAEの魅力
越塚 誠一 (東京大学) 「原子力関係の1DCAE」
本山 惠一 (CAVS, MSU) 「傾向把握のための1DCAE」

・企業から計算工学の学に対しての要望
沢田 龍作 (トヨタ自動車(株)) 「組織間連携を促す1DCAE」
呉 宏堯 ((株)IHI) 「気付きを起こし解決に導く1DCAE」

【概要】

 産業界で運用されつつある1D-CAEに関する概要紹介とそれに関する研究の重要性・必要性についての講演と、より多くの研究者が参加出来る産学官連携に関してパネルディスカッションを行う予定です。


■シンポジウム2:
「エクサスケールに向けた計算工学の取り組み」

開催日時: 6月20日(木)9:00〜11:30
会場: 会場A(コンベンションホール An2F)
企画者: 小野 謙二(理化学研究所)

【講演】

高木 亮治 (宇宙航空研究開発機構) 「エクサスケールコンピューティングが拓く計算工学 −航空宇宙工学での期待−」
河合 浩志 (諏訪東京理科大学) 「構造解析:テラ、ペタからエクサへ向けて」(河合 浩志、荻野 正雄、塩谷 隆二、吉村 忍)
樫山 和男 (中央大学) 「建設・環境系分野からのエクサスケールコンピューティングへの期待」
片桐 孝洋 (東京大学) 「将来のHPCIシステムに関する調査研究におけるコ・デザインの取り組みについて」
吉川 暢宏 (東京大学) 「エクサコンピューティングはCFRP製品開発の救世主となりえるか?」
小野 謙二 (理化学研究所) 「エクサスケール時代のアプリケーション開発とポスト処理」

【概要】

 計算機科学分野から計算科学分野まで幅広い分野の研究者の参加により、10年後、20年後の計算工学を展望し、問題点や進むべき方向について議論を行う予定です。


■シンポジウム3:
「地域密着型CAEの取り組みー公設試のCAE活用最新動向ー」

開催日時: 6月21日(金)9:00〜11:00
会場: 会場A(コンベンションホール An2F)
企画者: 佐々木 直哉(日立製作所)

【講演者】

土村 将範 (熊本県産業技術センター)
田中 徹 (佐賀県工業技術センター)
小金丸 正明 ((財)福岡県産業・科学技術振興財団)
西脇 武志 (名古屋市工業研究所)
小杉 俊 (長野県工業技術総合センター)

【概要】

 新たな視点として、各県において地域企業と密接に連携しCAE技術をものづくりに活かしている公設試の活動を紹介いただき、解析からものづくりまでをコンパクトに、密度濃くCAE活用している工夫点や実課題に対する実用的な方法論を学ぶ機会とします。


■シンポジウム4:
「ビッグデータのプリ・ポストプロセスの最新動向」

開催日時: 6月21日(金)13:15〜15:15
会場: 会場A(コンベンションホール An2F)
企画者: 白山 晋(東京大学)

【講演】

白山 晋 (東京大学) 「計算工学とビッグデータ」 (13:15〜13:30)
増田 宏 (電通大) 「大規模環境の3次元計測による大規模点群処理」 (13:30〜14:05)
荒木 文明 (海洋研究開発機構) 「複数のミュレーションと観測にまたがるデータ解析結果の比較と異分野間情報共有」 (14:05〜14:40)
渡邉 英徳 (首都大学東京) 「散在データ間の地理的・時間的関連性を提示するマッシュアップ」 (14:40〜15:15)

【概要】

 近年の計算機の大規模化に伴い、大規模データ(ビッグデータ)をどのように用意し、計算結果をどのように理解5ていくか、従来とは違うアプローチが必要になっています。本シンポジウムでは、ビッグデータのプリ処理、ポスト処理について、最先端の動向を紹介します。


■特別企画:
学会主導型産学連携博士課程学生増進プログラムによる若手のための将来イメージ創造講座
「ーずばり会長・副会長に訊きます なぜエンジニア・研究者になったのですか?ー」

開催日時: 6月21日(金)12:00〜13:00
会場: 会場D(小セミナー室1 An403)
企画者: 磯部 大吾郎(筑波大学)
司会: 松井 和己(横浜国立大)
浅井 光輝(九州大)

【パネリスト】

樫山 和男 (会長,中央大)
越塚 誠一 (副会長,東京大)
山村 和人 (副会長,新日鐵住金)

【概要】

学生,若手研究者の方々を対象に、お昼休み時間帯に学会のトップの方々にずばり、なぜエンジニア・研究者になったのか、その経緯や目指した理由などをざっくばらんな雰囲気で訊きます。きっと修士・博士課程の学生や若手研究者の参考になると思います。弁当付(無料)です。