第19回計算工学講演会主 催:(社)日本計算工学会 |
マツダ特別講演のご案内
マツダの目指すモデルベース開発
講演者: | 藤川 智士(マツダ) |
開催日時: | 6月12日(木)15:15〜16:15(休憩を含む) |
開催場所: | 特別講演会場 大会議室「ダリア」A |
参加費: | 無料 |
講演要旨:
近年,車に求められる機能は高度化,多様化する一方で,これに対応する車両の構造や制御システムは複雑化の一途をたどり,今後ますます加速していく方向にある.このような複雑なシステムを限られたリソースで迅速に開発し続けるには,開発そのものを机上で効率良く行う「モデルベース開発」(MBD:Model Based Development)が極めて重要になりつつある.マツダでは,2012年2月,SKYACTIV テクノロジーとして,エンジン,トランスミッション,シャシー,ボデーに至る全ての車の構造,制御システムを一新したCX-5 を発表し,その後,アテンザ,アクセラと,進化させ続けている.これらの高度,かつスピーディな技術の進化,展開はMBD なくしては成し得ない成果であった.
講演では,今後の展望を含め,マツダの目指すMBD の姿を述べる.