グラフィクスアワード
本講演会では、計算工学講演会論文集に掲載された論文に含まれるコンピュータグラフィックスのコンテンツのなかから優秀と認められるものに「グラフィクスアワード」(最優秀賞、優秀賞、動画賞、特別賞)を授与します。以下の要領にて作品を募集しますので、論文投稿と併せてぜひご応募下さい。
授与する賞と作品数について
第25回計算工学講演会グラフィクスアワード選考委員会による二段階の厳正な選考の上、優れた計算可視化の作品に対して次の各賞を決定します。
- 最優秀賞 1作品
- 優秀賞 1作品
- 動画賞 1作品
- 特別賞
- MicroAVS賞 1作品
- Meshman賞 1作品
- Visual Computing賞 1作品
各賞の選考基準は、下記の「グラフィクスアワード選考規程」および「特別賞選考基準」をご覧ください。 本賞(最優秀賞、優秀賞、動画賞)と各特別賞は独立に選考されます。
応募方法
「原稿提出時」に利用する論文投稿ページで、「グラフィクスアワードに申し込む」にチェックすれば、自動的に申込み完了となります。なお、著作権上問題が生じるコンテンツを含む場合のご応募はお控えください。
お申込みの後、講演論文中の画像を対象とし、一次審査を行います。一次審査を通過された方には、高解像度の画像および動画(任意)、説明文を提出していただきます。提出された作品を対象として二次審査を実施し、受賞者を決定します。作品の詳細フォーマットについては、一次審査通過者に対して後日改めて連絡いたします。
スケジュール
- 一次審査通過者への通知: 2020年5月下旬
- 作品提出期限: 2020年6月上旬
- 受賞者への通知: 2020年6月中旬
-
表彰式: 2020年6月11日 (木)
講演会開催中止のため表彰式は行いません。受賞者への表彰状・副賞の郵送およびWebページでの受賞作品の公開を以って、表彰に代えさせていただきます。
受賞作品の取扱い
一般社団法人 日本計算工学会は、学会活動の目的で本アワード受賞作品をさらに編集・加工し、別途、印刷物やCD、DVD、ホームページ等へ掲載することがあります。また、学会が公開する場合でも、作品中に著作権を侵害するような表記やコンテンツが見つかった場合に生じる問題については、著作者の方にご対応いただき、学会では一切の責任を負いません。
グラフィクスアワード選考規程
2008年03月制定
2010年03月改訂
2011年01月改訂
2011年10月改訂
2018年4月改訂
計算工学講演会論文集に収録されたコンピュータグラフィクスのうち、優秀と認められるものに「グラフィクスアワード」を授与する。
1.応募作品資格
選考対象作品は、締切りまでに応募のあったすべての作品とする。ただし作品は、計算工学講演会論文集に収録および講演会において発表されたコンピュータグラフィクスに限る(ただし、二次審査用作品の応募時には説明性を高めるためのマイナーチェンジを認める)。また、招待論文等の実行委員会が依頼した論文中の作品は対象外とする。
2.賞の名称と授与件数
賞の名称は、グラフィクスアワード最優秀賞、グラフィクスアワード優秀賞およびグラフィクスアワード動画賞とし、受賞総数は3件(最優秀賞1件、優秀賞1件、動画賞1件)程度とする。この他に特別賞を設けることができる。 最優秀賞、優秀賞および特別賞は静止画を対象とし、動画賞は動画を対象とする。
3.選考委員会構成
選考はグラフィクスアワード選考委員会が行う。選考委員会は講演会実行委員会委員および組織委員会委員を中心に構成される。委員長は、実行委員会委員長とする。
4.受賞論文の扱い
受賞が決定した作品については、グラフィクスアワード選考委員会委員長名で受賞作品の応募者に通知する。
5.表彰
講演会会期中に表彰を行う。受賞者にはトロフィーおよび副賞を贈呈することとする。
特別賞選考基準
2015年03月制定
2017年05月改訂
2018年05月改訂
下記の特別賞は、スポンサー企業より提供されます。 それぞれの特別賞では、下記の基準を重視します。
MicroAVS賞
- フォトリアリスティックな表現に拘りません。
- 解析規模は問いません。また、解析、可視化とも使用ソフトは問いません。
- 自己完結性(画像と最低限の注釈だけから内容が理解可能)を持つこと。
(提供:サイバネットシステム株式会社)
Meshman賞
- 何らかの工学的又は教育的な観点を有すること。
- 精度に対して何らかのコメントを付記すること。
- 画像に込められた情報量や意味も評価対象とします。
(提供:株式会社インサイト)
Visual Computing賞
- 計算または可視化に、GPUを使用している作品を対象とします。
- 可視化の《美しさ》や《アート性》も重視します。
- 計算と可視化を融合することで《見えなかった本質が見える》ようにした作品を期待します。
(提供:プロメテック・ソフトウェア株式会社、エヌビディア合同会社)