オーガナイズドセッション

第29回計算工学講演会では、27のオーガナイズドセッションが企画されています。各オーガナイズドセッションの詳細は、下記の「オーガナイズドセッション詳細」をご覧ください。


オーガナイズドセッション詳細

OS01: 非線形構造/固体解析

大西 有希 (東京工業大学)、 山本 剛大 (広島大学)、 杉山 裕文 (山梨大学)、 岡澤 重信 (山梨大学)

非線形構造/固体解析は商用コードの充実や計算機環境の進捗の後押しもあり、その適用範囲を広げ続けています。このような状況において非線形構造/固体解析の理論だけではなく商用コードユーザーなどを含めた産官学の様々の立場の人たちが議論することは意義があると考えました。対象とする問題は、幾何学的非線形、材料非線形、大ひずみ、接触、非線形解法(陰解法、陽解法など)、動的問題、メッシュ制御(Lagrange、Euler、ALEなど)、メッシュ分割、モデリング、座屈解析、変形局所化など幅広い分野を扱います。また商用コード利用やカスタマイズに関連したテーマも歓迎します。

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OS02: 社会・環境・防災シミュレーション

吉村 忍 (東京大学)、 樫山 和男 (中央大学)、 磯部 大吾郎 (筑波大学)、 市村 強 (東京大学)、 浅井 光輝 (九州大学)、 藤井 秀樹 (東京大学)、 北 栄輔 (名古屋大学)

震災や洪水などの自然災害は人々の生命を危険にさらし、社会インフラの被災はその後の社会経済活動に長く大きな影響を与えます。そこで、災害の予測予防、社会経済システムへの影響、リスクヘッジなどについての様々な計算工学的手法について意見交換するため本OSを企画しました。関連分野から、多数の参加者をお待ちしています。

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OS03: 境界要素法とその周辺技術【日本計算数理工学会との共同企画】

飯盛 浩司 (慶應義塾大学)、 新納 和樹 (京都大学)、 古川 陽 (北海道大学)、 丸山 泰蔵 (東京工業大学)、 松島 慶 (東京大学)、 松本 安弘 (東京工業大学)

境界値問題の有力な数値解法である境界要素法は、高速多重極法の発明により飛躍的な進化を遂げました。近年では、積分作用素の性質を利用した前処理法、H マトリクス法、高速直接解法など、より高効率・高信頼な方法を目指した研究が行われているほか、最適設計問題や逆問題、convolution quadrature 法や space-time 法に基づく時間域解析、固有値解析などへの応用をはじめとした高度化・適用範囲の拡大も試みられています。また、境界型以外の積分方程式、Green 関数、S 行列、Dirichlet-to-Neumann 写像などを利用した境界要素法と密接に関連する数値解法の研究も盛んです。本 OS では、境界要素法とその周辺技術の理論・応用についての発表を広く募集し、最新の研究動向を把握する場を提供するとともに境界要素法が計算工学において果たせる役割・可能性について議論を行います。

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OS04: アイソジオメトリック解析

滝沢 研二 (早稲田大学)、 岡田 裕 (東京理科大学)、 今井 陽介 (神戸大学)、 乙黒 雄斗 (東京理科大学)、 松原 成志朗 (名古屋大学)

近年日本でも注目されているアイソジオメトリック解析についての総合的なセッションである。滑らかさを生かした定式化や離散表現そのもの、またアイソジオメトリック解析に必要な諸技術や数学解析と、その応用計算を含む。

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OS05: ポストムーア時代に重要となる計算技術:最新研究と将来展望

大島 聡史 (九州大学)、 中尾 昌広 (理化学研究所)

ムーアの法則による計算性能の持続的な向上は限界を迎えつつある。その後のポストムーア時代でも実効性能向上を実現させるためには、計算の高速化だけではなく通信やメモリ上のデータ移動の最適化技術が引き続き重要であり、さらにそれらを適切に組み合わせる自動チューニング技術の重要性も高まっている。加えて、量子コンピュータのような新たな計算原理の活用にも注目が高まっている。本セッションではこうした「ポストムーア時代に重要となる計算技術」に関する最新の研究成果・研究展望を紹介する。

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OS06: 地盤力学における数値解析

渦岡 良介 (京都大学)、 野田 利弘 (名古屋大学)、 森口 周二 (東北大学)

地盤力学におけるさまざまな問題に対する数値解析法や構成モデル、およびその応用について議論し、適用可能性を探る。

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OS07: AMR (Adaptive Mesh Refinement) 法の進展と応用

青木 尊之 (東京工業大学)、 小野寺 直幸 (JAEA)、 渡辺 勢也 (九州大学)

直交格子ベースの流体解析は計算精度が良く、高い実行性能が得られ、大規模計算にもスケールする。しかし、均一な直交格子では必要のない領域にまで細かい格子を配置してしまい、計算効率が悪い。AMR (Adaptive Mesh Refinement) 法は物体近傍などの高い解像度が必要な領域に適合して細かい格子を配置することがでる。8分木による細分化、Block-Structured AMR、BCM (Building Cube Method) など様々な手法が提案されているが、領域間通信のオーバーヘッド、細分化が時間的に変化する場合や大規模計算における領域分割など課題は多い。これらについて、最近の進展とさまざまな問題への応用について議論や情報交換を行う。

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OS08: 計算手法の数学解析と現実問題への適用

田上 大助 (九州大学)

本OSでは、産業界で見られるような現実問題に対する数値シミュレーションに対して、新たな数理モデルや計算手法の提案・提案した数理モデルや計算手法の数学解析・提案した数理モデルや計算手法などを用いた現実問題の数値シミュレーションなどを中心とした話題を元に、数値計算の信頼性向上について議論を行う。

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OS09: 粒子法・メッシュフリー法の基礎および関連技術

越塚 誠一 (東京大学)、 萩原 世也 (佐賀大学)、 浅井 光輝 (九州大学)

メッシュフリー法/粒子法の研究は近年盛んに行われており、ものつくりをはじめとする広い分野で基礎・応用研究が行われている。また、安全安心への関心の 高まりから自然災害等予測等への利用も進んでおり、産官学においてさらに研究 が進展している。これらの成果を公表し、さらなる研究の発展を促進するために、本セッションの企画をおこなう。

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OS10: バイオメカニクス、衝突安全、予防安全

西本 哲也 (日本大学)、 渡邉 大 (芝浦工業大学)、 和田 有司 (東京工業大学)、 岩井 信弘 (SOLIZE)

バイオメカニクス、衝突安全、予防安全などに関連する分野の講演を広く募集いたします。解析、シミュレーションの理論のみならず、評価⽅法の提案やCAE適⽤事例、実験との連携・効率化、医療への適用、具体的設計問題等も歓迎いたします。

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OS11: マルチスケール解析と材料モデリング

只野 裕一 (佐賀大学)、 松井 和己 (横浜国立大学)、 高橋 昭如 (東京理科大学)、 菊地 厖 (数値解析開発株式会社)、 鈴木 規之 (日鉄テクノロジー株式会社)

複数のスケール階層を有する構造物や材料のマルチスケール解析手法,およびナノスケールからマクロスケールに渡る材料の種々のマルチスケール現象の材料モデリングに関する研究発表を,幅広く募集します.当分野の今後の発展には,産学が一体となっての議論が不可欠であり,学術,産業の両分野の多様な視点からの研究発表を歓迎します.

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OS12: 深層学習、機械学習と計算工学

和田 義孝 (近畿大学)、 中林 靖 (東洋大学)、 荻野 正雄 (大同大学)、 三好 昭生 (インサイト)

現在世界を席巻している深層学習の技術を計算力学に適用した事例が、日々増え続けております。2018頃よりPINNも登場し、更にこの分野の研究が活性化したおります。本OSの目的は、機械学習や深層学習などの人工知能を計算力学に応用する手法と適用例を議論することです。計算力学と深層学習/機械学習に関連する講演を広く募集します。特に深層/機械学習を用いる事で、従来困難であったサービスや、シミュレーションを可能にしたり、高速にしたり精度を向上したりするような例を歓迎します。ベイズ統計学を利用した適用例も歓迎します。

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OS13: き裂・き裂進展解析や構造健全性評価に関する数値解析

和田 義孝 (近畿大学)、 岡田 裕 (東京理科大学)、 長嶋 利夫 (上智大学)、 藤本 岳洋 (神戸大学)、 田中 智行 (広島大学)、 荒井 皓一郎 (Hexagon)

き裂・き裂進展解析や構造健全性評価に関する数値解析(X-FEM、s-FEM、自動メッシュ生成、線形・非線形破壊力学、ハイブリッド法、き裂の大規模解析、破壊力学パラメータ、損傷力学解析、損傷力学の理論、など)の研究成果に関する講演を募集します。

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OS14: 逆問題解析の数理と計算手法の近年の進展

藤原 宏志 (京都大学)、 代田 健二 (愛知県立大学)、 遠藤 龍司 (職業能力開発総合大学校)、 登坂 宣好 (Material speaks iT-Lab.)

逆問題は工学・地球物理学・医学など様々な分野で現れる。多くの場合、それらの数理モデルに対して数学解析的に厳密な扱いは困難であり、数値的手法による解析が必須となる。本セッションでは、逆問題に対する数値的手法、逆問題の数理・力学構造の解明のための順問題解析、逆問題の特徴である不安定性などの最新手法と将来展望について議論し、知見を共有する場を提案する。

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OS15: 計算工学に関する量子コンピューティングと関連技術

村松 眞由 (慶應義塾大学)、 遠藤 克浩 (産業技術総合研究所)、 寺田 賢二郎 (東北大学)

量子コンピューター実機の開発と並行して、これを利用したアルゴリズムやアプリケーションの開発も活気を帯びつつあり、計算工学への適用もより活発になると予想されます。また、量子コンピューティングのみならず、量子インスパイアアルゴリズムやテンソルネットワークなどの関連技術の研究も盛んに行われており、計算工学への適用例も示されつつあります。本OSでは、計算工学に関する量子コンピューティングとその関連技術に関する研究を分野を問わずに募集します。

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OS16: マルチフィジックス解析の超スマート社会におけるあり方について

橋口 真宜 (計測エンジニアリングシステム)、 米 大海 (計測エンジニアリングシステム)

マルチフィジックス解析は多くの成果を挙げつつあります。さらなる発展には課題や発展の方向性を見通す必要があります。データ主導型の超スマート社会ではデジタル時代の新たな資源である大量のデータ産出とそこからの新たな価値創造が可能になると考えられており、そのような社会の中でマルチフィジックス解析をどのように利用していくかを検討したいと思います。そこで本OSでは、誰でも利用できるアプリや各種ツールの活用、AIおよび機械学習によるCAE効率化、CAEに内在する課題抽出と解決の工夫、CAEと理論・実験の組み合わせ、人間主体の創作活動を刺激するCAEの表現法、といった幅広い視点で議論をしたいと考えています。多くのご参加を期待しています。

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OS17: PSE(問題解決環境)/計算科学・可視化・教育

松本 正己 (米子工業高等専門学校)、 宮地 英生 (東京都市大学)、 日置 慎治 (帝塚山大学)、 寺元 貴幸 (津山工業高等専門学校)

問題解決環境(Problem Solving Environment)、計算科学におけるコンピュータ シミュレーション・産業応用・機械学習・ネットワーク・可視化・教育・研究等 の支援手法とシステムについて幅広く講演を募り、研究成果について議論や情報 交換を行う。

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OS18: マルチメソッド・新数値解析手法開拓

澤田 有弘 (産業技術総合研究所)、 西口 浩司 (名古屋大学)、 鳥生 大祐 (豊田中央研究所)、 三目 直登 (筑波大学)、 森田 直樹 (筑波大学)、 金子 栄樹 (東京大学)、 松田 哲也 (筑波大学)

昨今の工学的課題は分野横断的かつ複雑化しており、その数値解析は、あらゆる計算手法・実験手法を駆使してシミュレーションに挑むという意味でマルチメソッド化が進んでいる。工学的問題解決に対する新数値解析手法開拓にあたり、様々な手法に触れる機会が増え、結果としてより上位の手法が見出されることがある。本OSではこの良循環を加速し、次代の計算工学に貢献することを目的とした研究発表・交流の場を提供する。対象としては、マルチフィジックス、マルチスケール、機械学習、深層生成モデリング、低次元モデリング、超並列計算、これらの産業応用など、広範囲の技術を対象とする。

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OS19: 技術者の育成と計算工学

菊地 厖 (数値解析開発(株))、 渡邉 浩志 (ヘキサゴン)、 ⼩林 卓哉 (メカニカルデザイン)、 ⻑⾕川 浩志 (芝浦工業大学)、 松井 和己 (横浜国立大学)、 ⻑嶋 利夫 (上智⼤学)

技術者を育成するという⽬的のもとに、企業はもちろん⼤学を含めて、計算工学をどのように活かしているかあるいは活かしていくべきか、さらには関連する工学の基礎的な教育はどうあるべきかなどにも言及しながら議論し今後の⽅向を探ることを狙いとしています。企業内での計算工学と育成システムの事例、これから取り組もうとしている⽅々の課題や悩み、⼤学でのユニークと思われる取り組み例、将来への育成システムの提案、そして⼤学・企業共同でのあるいは⼀貫した育成システムの事例や提案など広く話題提供的な⽅針で募集いたします。さらにプログラミング教育に関しても話題提供を募ります。

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OS20: 流れの計算法

田中 聖三 (広島工業大学)、 長谷部 寛 (日本大学)、 乙黒 雄斗 (東京理科大学)、 内海 晋弥 (北海道大学)

着実に進展する様々な流れの計算法の理論と応用(流れの方程式の計算法、境界条件の計算法、最適化問題の計算法、精度、安定性、保存性の検討、計算機実装など)について、議論と情報交換を行う。

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OS21: 有限要素の開発と評価・検証

山田 貴博 (横浜国立大学)、 山本 剛大 (広島大学)

有限要素法における要素に焦点をおき、新しい要素の開発、従来の手法の特性や性能の評価および実際の問題を解くことを念頭に置いた検証の方法とその結果等を議論する。また、変分原理と要素分割に基づく離散化手法を広く対象とする。

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OS22: OSSエンジニアリングの最新動向

柴田 良一 (岐阜工業高等専門学校)、 奥田 洋司 (東京大学)、 中川 慎二 (富山県立大学)

近年、様々なオープンソースソフトウェア(OSS)が開発されています。企業、研究機関、大学でのOSS活用は広がり、その重要性は高くなっています。本セッションでは、 OSSのFEM、FVM、粒子法などのソルバーやそのプリ・ポストの開発、 OSSを基盤とした最新ハードによる高速化の検討、OSSを用いた流体解析や構造解析さらに連成解析の事例、クラウドを活用したユーザのOSS実行環境の充実化、OSSのメインテナンスやマネジメントの実践的な研究開発、医工連携など異分野との連携における OSSの応用研究、以上に関する様々な講演を募集します。

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OS23: シミュレーションの品質保証とV&V、UQ

吉田 有一郎 (東芝インフォメーションシステムズ)、 越塚 誠一 (東京大学)、 森口 周二 (東北大学)、 中村 晋 (日本大学)、 西尾 真由子 (筑波大学)、 山本 佳士 (法政大学)、 長谷川 浩志 (芝浦工業大学)、 松井 和己 (横浜国立大学)

日本計算工学会では、HQC(High Quality Computing)研究会とその前身の研究分科会を通じて、工学シミュレーションの品質マネジメント、標準手順書を体系化し、その事例をまとめて「日本計算工学会標準」を出版、改定してきました。 本OSでは、工学シミュレーションの品質保証や信頼性評価のための重要な方法論である「検証と妥当性確認(Verification & Validation, V&V)」に関する研究・開発・事例など、分野を問わず幅広く募集します。一貫したV&Vだけではなく、コード検証、解検証(解析検証)、不確かさの取扱い・定量化(UQ)、妥当性確認といったV&Vの構成要素を深堀した内容、及び解析プロセス・データ管理等のシステム化の事例も歓迎します。多くの方の積極的な講演により、有意義な意見・情報交換の場になることを期待しています。

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OS24: 先進並列シミュレーション

塩谷 隆二 (東洋大学)、 下川辺 隆史 (東京大学)、 奥田 洋司 (東京大学)、 中島 研吾 (東京大学/理化学研究所)

スーパーコンピュータシステムを利用した大規模シミュレーションを実施するためにはScience、Modeling、Algorithm、Hardware、Softwareをカバーする幅広い知見が必要となり、多様な分野の専門家の協力が不可欠です。本OSではマルチコア、メニーコア、GPUなどの最新のアーキテクチャ、大規模シミュレーションに必要な並列線形ソルバー、並列可視化等の様々な関連技術を念頭に、アルゴリズム、ライブラリ・フレームワークからアプリケーションに至る最新の研究開発の動向について学際的な議論を実施します。

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OS25: 最適設計と積層造形

加藤 準治 (名古屋大学)、 牛島 邦晴 (東京理科大学)、 山﨑 慎太郎 (早稲田大学)、 竹澤 晃弘 (早稲田大学)、 中澤 嵩 (大阪大学)、 矢地 謙太郎 (大阪大学)、 干場 大也 (名古屋大学)

現在、構造最適化や逆解析技術など、先進の計算⼯学を導⼊したものづくりが現実のものとなっています。本OS では、構造および流体、電磁場、あるいはそれらのマルチフィジックス連成問題を考慮した最適化・逆解析・設計⼯学に関する種々の研究について発表・議論し、この分野の現状と動向を把握できる場を提供します。⼀⽅、3Dプ リンターを用いた次世代型のものづくりである「積層造形」、通称“アディティブマニュファクチャリング(Additive manufacturing)”と構造最適化、特にトポロジー最適化には⾼い親和性があることが知られています。本OSで は最適設計の研究発表に加え,計算⼯学の新しいフィールドとして「積層造形」を念頭においた構造最適化およ びそれが果たせる役割、可能性について活発な議論を⾏います。

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OS26: フェーズフィールド法とその関連技術の進展

山中 晃徳 (東京農工大学)、 三好 英輔 (大阪公立大学)、 坂根 慎治 (京都工芸繊維大学)、 石井 秋光 (NIMS)、 高木 知弘 (京都工芸繊維大学)

フェーズフィールド法は、いまや計算工学全般において自由境界値問題の解法、界面追跡法として使用されている。最近では、機械学習やデータ同化などのデータサイエンスとの融合が進み、一層の進展が見られる。本OSでは、フェーズフィールド法とそれに関連する技術に関する最先端の研究成果発表を募集する。

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OS27: ベンダー・ユーザーセッション ~市販ツール・サービスの可能性を探る~

渡邉 浩志 (HEXAGON)、 石田 智裕 (サイバネットシステム)、 猿渡 智治 (JSOL)、 橋本 聡子 (計測エンジニアリングシステム)

黎明期から今日まで、計算工学の発展とともに、その実践を支援する数多くのソフトウェア・ハードウェア・サービスが市場にリリースされてきました。しかしながら、それら製品・サービスの中には、問題解決に有効であるにもかかわらず、「認知されていない」「活用方法がわからない」といった理由で利用の拡大に至らないものも数多く存在します。本OSでは、市販製品・サービスの情報や活用事例の発信およびそれらに対する議論を通じて、効果的な活用方法の発見や、導入による業務・研究の成果向上の切っ掛けを作ることを目指しています。

募集する内容:

  • ベンダーによる製品・サービスの概要、機能、理論、活用提案の発表
  • ユーザーによる製品・サービスの活用事例、問題点の発表

発表および論文掲載についての補足事項:

  • タイトル、アブストラクトおよび本文にソフト、ハード、サービスおよび 会社名を記載することを容認します。
  • 計算工学会非会員の発表を容認します。
  • 本OSに関してのみ、1ベンダー1ソリューションまでの発表とします。
  • 同一発表者が他のOSに投稿することは可能です。
  • 論文執筆の負担軽減のため掲載論文の内容を緩和します。

日本の計算工学にかかわる研究者・技術者の多くが集まる計算工学講演会で、製品やサービスを紹介できるこの機会をぜひご活用ください。

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