一般社団法人日本計算工学会・ニュースレター No.354
[2016.03.01 発行]
目次
【1】第3回「ものづくりのための計算工学研究会(3月31日)」のご案内
【2】海洋研究開発機構 平成27年度地球シミュレータ利用報告会の開催のご案内
- 地球シミュレータによる社会貢献とイノベーションの創造に向けて ?
【3】日本を元気にする産業技術会議シンポジウム
「"材料データマイニング"技術が生み出す新たな素材開拓スキーム」開催のご案内
ニュースレター
【1】第3回「ものづくりのための計算工学研究会(3月31日)」のご案内
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日本計算工学会では、ものづくり(製造業)の視点に立った、ものづくりに
計算工学を活かすための方策を産学官で議論する研究会を設立し活動を進めて
おりましたが、本年度は学会創立20周年を機に、体制を新たにして再スタート
致しました。
第1回研究会を2015年11月26日、第2回研究会を2016年1月19日に開催し、
それぞれ、産のニーズ側からの問題提起と学のシーズ側からの問題提起のパネル
討論を行い、産と学それぞれのロードマップ検討をしております。第3回目は、
産と学それぞれ検討中のロードマップを持ち寄り、グループワーク議論及びパネ
ル議論により、統合化を行いたいと思っております。新しい試みとして、デザイ
ナーによるグラフィックレコーディングを導入し、議論の可視化も行います。
来年度からの本格的活動(分野や課題別の活動を想定)につなげていきたいと
思いますので、産学官それぞれの立場からの忌憚ないご意見をいただきたく、
積極的なご参加の程、よろしくお願い申し上げます。
◆日 時:2016年3月31日 13:00~18:20 (交流会 18:20-)
◆場 所:産総研臨海センター 本館4階 第1会議室(本館 412)
https://unit.aist.go.jp/waterfront/access/wf_map.pdf
(新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」駅 徒歩3分)
◆プログラム:
総合司会 新日鉄住金(株) 山村 和人様
13:00-13:30 研究会活動報告
第1回/第2回の報告と第3回のメニュー説明 産総研 手塚明様
13:30-14:30 ロードマップ議論の紹介
1) 産視点のロードマップ取り纏め ブリヂストン 大沢靖雄様
2) 学視点のロードマップ取り纏め 九州大学 浅井光輝様
14:30-14:40 休憩
14:40-16:20 グループワーク
1回目:産と学に分かれてグループワーク
2回目:若手とベテランに分かれてグループワーク
16:20-16:30 休憩
16:30-18:10 パネル討論
ファシリテーター:手塚 明様、グラフィックレコーディング 久米寿明様
パネラー:大沢 靖雄様、浅井光輝様、他
18:10-18:20 閉会挨拶及び今後の予定
18:20- 交流会
*久米寿明(くめ としあき)
セイコーインスツル株式会社総合デザイン部事業推進グループ
シルバースペシャリスト/千葉大学工学部デザイン科非常勤講師
1995年 ALBAスプーンDQのデザイン担当
https://www.jpaa.or.jp/activity/publication/hits/hits06.html
1997年 NIKEランニングDQのデザイン担当
2003年 DoCoMo腕型携帯電話「WRISTMO」のデザイン担当
◆会 費:
研究会;会員/1,000円、非会員/2,000円
交流会;会員及び非会員/1,000円
◆お申し込み方法:
参加ご希望の方は、以下の1)~7)の項目を明記の上、山村宛メール
yamamura.88s.kazuto@jp.nssmc.com にてお申し込みください。なお、
メールの件名を必ず「JSCESものづくりCAE研究会」としてください。
1)ご氏名、2)ご所属、3)ご住所、4)電話番号、5)Emailアドレス、
6)会員資格、7)交流会参加の有無
◆お申し込み期限:2016年3月25日(金)まで
【お問い合わせ・ご連絡先】
山村 和人(研究会主査)
〒293-8511 千葉県富津市新富20-1
新日鐵住金株式会社 技術開発本部
プロセス研究所 プロセス技術部
Tel:080-4602-1486 Fax:0439-80-2754
E-mail:yamamura.88s.kazuto@jp.nssmc.com
【2】海洋研究開発機構 平成27年度地球シミュレータ利用報告会の開催のご案内
- 地球シミュレータによる社会貢献とイノベーションの創造に向けて -
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国立研究開発法人海洋研究開発機構は、平成27年6月からフル稼働した最新鋭の
スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を利用して得られた成果の公表と
今後の展開についてご紹介する「平成27年度 地球シミュレータ利用報告会」を
開催いたします。
本報告会は、産業界も含め広く一般に対しても地球シミュレータの成果を公開
することで、地球シミュレータを用いた研究活動や、シミュレーション科学、
計算科学の重要性について理解を深めていただくとともに、シミュレーション
により新たな価値を生み出すイノベーションの創造に向けたシーズ発掘ならび
に分野を超えた情報交換の場としても活用頂ければ幸いです。合わせて、
地球シミュレータを利用した各課題のポスターセッションも行います。
みなさまのご参加をお待ちしております。
◆主 催:国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球情報基盤センター
◆開催日:平成28年3月11日(金) 10:00-17:30 (9:30開場)
◆会 場:コクヨホール [東京・品川]
◆参加費:無料・事前登録制
◆プログラムほか詳細情報・参加申込は以下のウェブをご覧ください。
http://www.jamstec.go.jp/es/jp/event/h27houkoku/
【お問い合わせ先】
国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球シミュレータ利用報告会事務局
TEL:045-778-5861
Mail:es-sympo@jamstec.go.jp
【3】日本を元気にする産業技術会議シンポジウム
「"材料データマイニング"技術が生み出す新たな素材開拓スキーム」
開催のご案内
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産業技術総合研究所は2015年11月に「機能材料コンピュテーショナルデザイン
研究センター」を設立しました。新センターの設立を記念して、計算シミュ
レーション、実験データベース、人工知能を組み合わせて推進する材料インフォ
マティクス研究のうち、特に計算シミュレーション技術の大幅な高度化を図り、
計算シミュレーション結果を活用する材料データマイニング技術について、関連
のある分野の方々を国内外からお招きし講演いただきます。
多数の方のご来場をお待ちしております。
◆日 時:平成28年3月17日(木) 13:00-18:00
◆会 場:コクヨホール 東京都港区港南1-8-35
http://www.kokuyo.co.jp/com/hall/access/
◆参加費:無料
◆参加登録:以下のURLより事前登録をお願いいたします。
https://www2.entryform.jp/cd-fmat/
◆定 員:300名(※定員になり次第、締め切ります)
◆講演者および講演題目:
・浅井 美博(産総研 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター長)
「計算シミュレーションを活用する材料データマイニング技術」
・Peter Voorhees(Co-Director of the Center for Hierarchical Materials
Design, Northwestern University)
「マテリアルズゲノムプロジェクトの米国産業界へのインパクト」(仮題)
・寺倉 清之(物質・材料研究機構 情報統合型物質・材料研究拠点長)
「情報統合型物質・材料研究の展望」
・吉野 彰(旭化成株式会社 顧問)
「リチウムイオン電池にかかわる材料化学と計算科学に対する期待」
・高田 章(旭硝子株式会社 先端技術研究所、日本応用数理学会 フェロー)
「素材産業における計算機利用技術の過去・現在・未来」
・パネルディスカッション
◆プログラムの詳細:以下のURLをご覧下さい
https://www.aist-renkeisensya.jp/info/index.php?mode=detail&code=699
【お問い合わせ先】
産業技術会議シンポジウム事務局
03-6812-8685
genki-sympo-ml@aist.go.jp